「情報格差が明暗を分ける」ことを再認識した1冊
私が初めて読んだホリエモンさんの本
「情報」を知って行動するかどうかで
人生の満足度が変わってくるのではないか
そんなことを考えさせられました。
情報だけ武器にしろ。はこんな方におすすめ
・自己啓発に興味がある
・堀江貴文(ホリエモン)さんに興味がある
・新しい考え方を取り入れたい人
情報だけ武器にしろ。は 新しいノウハウが書いてあるわけではありません
あのホリエモンさんが主張するのだから
革新的なことが書いてあるのではと読み始めましたが
そうではありませんでした。
なぜなら彼自身が
「既存のサービスを組み合わせるだけでよい
むしろ自分で革新的だと思ったことは
誰かがすでにやっていると思ったほうが良い」
と考えをもっているからです。
つまり、新しいサービスをするのに
革新的なアイデアは不要で
むしろ革新的なアイデアと思っている間は
ただの情報不足で独りよがりの可能性が高いということです。
私の中では
会社を興して成功する=革新的なアイデアがヒットする
というイメージだったのでこの考え方は新しい価値観になりました。
ホリエモンさんが
ビジネスで成功しているのは
「情報収集とアウトプット」の結果だということがわかりました。
この、「情報収集とアウトプット」は すでに
様々なビジネス本、自己啓発本で言われていることです。
これからの学校教育についての意見が掲載されています。
また、本書では
「今は何でもインターネットで手に入る時代だから
自分が熱狂できることを学んだ偏った知識を持つ人がビジネスで成功する」、
「学校教育でどうしても学ばないといけないという時代ではなくなってきている」
という考え方も登場します。
これは私が先日読んだ「植松努」さんの著書に
似たような主張が記載されていたのもあり
多様な学校教育の幕開けを感じました。
確かに、大学で学んだことが仕事に直結しない・・
これは日本ではよくあることですが、
今後は、大学は仕事に直結することを
学ぶ場という役割がより求められてくると思います。
とはいえ、すべての大学が職業訓練校化も考えものですが
満足度の高い人生を送るためには自分の好きなことを探そう!
日本では大学入学前に
偏差値を高めるための教育ばかりしており
子供が熱狂的なものや
将来のビジョンを見つけられている人が
多い現状があります。(自分もそうです)
本書でも述べられていますが
学校(大学)に行くことが
満足度の高い人生を送るために
必要な時代は終わっています。
学校の存在意義
教える内容を時代の変化とともに変える必要があること
またもし変えられなくても必要に応じて
自ら学ぶ環境(=情報)は整いつつあること
本書から感じることができました。
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